米カリフォルニア州知事選挙の予備選結果、民主党ベセラ氏と共和党ヒルトン氏が本選に
(米国)
調査部米州課
2026年06月11日
米国カリフォルニア(CA)州で6月2日、州知事選挙の予備選挙が実施された。集計に時間を要したが、民主党の前保健福祉長官のハビエル・ベセラ氏と共和党のスティーブ・ヒルトン氏(保守系コメンテーター)が本選に進むことになった。ドナルド・トランプ大統領はヒルトン氏を支持する。
CNN(93%開票時)によれば、各氏の得票率は、ベセラ氏が28.0%、ヒルトン氏が24.8%、民主党のトム・ステイヤー氏(資産家)が22.7%だった。世論調査で健闘していたステイヤー氏は一歩及ばなかった(2026年6月1日記事参照、注)。
民主党が州議会で圧倒的多数を占める同州において、共和党のヒルトン氏は自身の立候補が変革の起爆剤となる可能性を秘めているとアピールする。また、開票初期に自身がベセラ氏より優勢だったことから、CA州の有権者が今後何を望んでいるのかを問う国民投票のようなものだと発言している(CBSニュース6月9日)。
同日実施された同州ロサンゼルス市長選挙の予備選では、現職のカレン・バス氏とニトヤ・ラーマン市議会議員が本選に進む結果となった。
ネバダ州知事選挙予備選で、共和党はトランプ大統領が支持する現職が候補に
ネバダ州で6月9日、州知事選挙の予備選が実施され、共和党はトランプ氏が支持する現職のジョセフ・ロンバルド氏、民主党はアーロン・フォード州司法長官が各党候補となった。
ネバダ州全域のホスピタリティ業界で働く人々を代表する、州内で絶大な影響力を持つ調理労働者組合(Culinary Workers Union)は5月、フォード氏への支持を表明した。ネバダ州だけで6万人もの組合員を抱えるこの組合は、投票率向上に大きく貢献するとみられる(NPR6月10日)。
選挙情報サイト、クック・ポリティカル・レポートの勝敗予想格付け(5月21日付)では接戦になっている。格付けは、(当選)確実、かなり優勢、やや優勢、接戦の順となる。
(注)CA州では党派に関係なく予備選挙が行われ、上位2人が本選挙に進む。
(松岡智恵子)
(米国)
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