タイ、観光目的滞在のビザ免除期間を30日に

(タイ)

バンコク発

2026年06月10日

タイ外務省は、5月19日に内閣が、ビザ免除制度およびアライバルビザ制度(VoA:VISA on Arrival)の改正を承認したと発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。今回の改正は、観光目的でタイに入国に関する外国人を対象としたビザ免除制度の見直しに関するもの。

タイは2024年7月15日以降、観光やビジネス目的で短期滞在する外国人に対し、ビザ取得を免除する滞在期間を従来の30日から最大60日まで拡大していた(2024年7月29日記事参照)。今回の改正は、国家安全保障、適正な観光・経済の発展、相手国との相互主義、重複する複数のビザ免除特権が外国人に与える混乱の解消などを踏まえて実施される。改正概要は次のとおり。

  1. 各国に対するビザ免除制度を1種類とする(※日本も対象)。
  2. 93カ国・地域に適用されていた60日の観光・就労・短期商用目的ビザ免除制度を廃止する(※日本も廃止)。
  3. 観光目的の30日のビザ免除制度を改正し、対象国・地域を57から54に縮小(※日本は引き続き免除対象)。
  4. 観光目的の15日のビザ免除制度を新たに導入し、対象を3カ国・地域とする(※日本は対象外)。
  5. アライバルビザ(VoA)を改正し、対象国・地域を31から4に縮小(※日本は対象外)。

スラサック・パンジャルンウォラクン観光・スポーツ大臣は「ビザ免除制度の改正により、ビザの悪用、犯罪行為、詐欺、ビザ免除を利用した不法労働を防ぎ、長期的にはタイの安全性と観光客からの信頼を強化する」と説明した(「バンコク・ポスト」紙5月20日付)。

詳細や基準については、内務省の関連告示に記載され、官報に掲載されてから15日後に発効する。

(野田芳美、ピンラウィー・シリサップ)

(タイ)

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