米メーン州連邦上院選挙の予備選結果、民主党は進歩派候補が本選に

(米国)

調査部米州課

2026年06月11日

米国メーン州で6月9日、連邦上院選挙の予備選挙が実施された。共和党は、現職スーザン・コリンズ氏が対立候補不在につき、そのまま本選に進む。民主党は、進歩派に位置付けられるグラハム・プラトナー氏(カキ養殖業者、元海兵隊員)が7割超の得票率で勝利した(CNN、93%開票時)。

民主党ではジャネット・ミルズ州知事も立候補していたが、世論調査で振るわず、予備選投票日前に撤退を表明していた(2026年5月1日記事参照)。民主党指導部はミルズ氏を支持していたため、女性へのハラスメントなどスキャンダル問題を抱えるプラトナー氏への支持で党内は分裂している、と報道されている。

プラトナー氏は今後、コリンズ氏に対しネガティブキャンペーンを行うとみられる。選挙運動全体を通してコリンズ氏に焦点を当てることにより、ドナルド・トランプ大統領に反対する民主党員や無党派層の間で、プラトナー氏に関する醜聞から注意がそれることを期待しているという(「ワシントン・ポスト」紙6月10日)。

選挙情報サイト、クック・ポリティカル・レポートの勝敗予想格付け(6月3日付)によると、メーン州以外にミシガン州(民主党保有議席)、オハイオ州(共和党保有議席)が接戦になっている(注)。これらは、連邦上院で多数派を目指す民主党にとって重要な州となっている。

(注)勝敗予想格付けは、(当選)確実、かなり優勢、やや優勢、接戦の順となる。

(松岡智恵子)

(米国)

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