米メーン州連邦上院選から民主党候補ミルズ州知事が撤退表明
(米国)
調査部米州課
2026年05月01日
米国メーン州の連邦上院選に民主党候補として立候補していたジャネット・ミルズ氏(同州知事)が4月30日、撤退を表明した。民主党内でミルズ氏の対立候補となっているグラハム・プラトナー氏(カキ養殖業者、元海兵隊員)に世論調査で後れをとっていたことから(2026年2月25日記事参照)、選挙戦を続けるための資金が不足していたという。
ミルズ氏が撤退したため、6月の予備選挙を前にプラトナー氏が11月の本選に進むことがほぼ決まったとみられ、共和党候補の現職連邦上院議員スーザン・コリンズ氏と対戦する可能性が高まった。
プラトナー氏は政治経験がないが、メーン州の労働組合から支持を受け、バーニー・サンダース連邦上院議員(バーモント州)、エリザベス・ウォレン連邦上院議員(マサチューセッツ州)など民主党の有力進歩派議員からも支持されている。
共和党上院議員全国委員会(NRSC)委員長のティム・スコット連邦上院議員(サウスカロライナ州)は、プラトナー氏を過激すぎる偽善者と非難し、「不誠実な過激派を候補者に指名したことで、民主党はまた期待を裏切るだろう」と述べた(政治専門紙「ポリティコ」4月30日)。
メーン州は、連邦上院での多数派を目指す民主党が奪還すべき議席の1つに挙げられている。選挙情報サイト、クック・ポリティカル・レポートの勝敗予想(4月13日付)では、接戦となっている(注)。
(注)勝敗予想格付けは、(当選)確実、かなり優勢、やや優勢、接戦の順となる。
(松岡智恵子)
(米国)
ビジネス短信 a174c6ebb25dfd36





閉じる