リヤド航空、ロンドン路線の一般向けチケット販売を開始
(サウジアラビア、英国)
リヤド発
2026年05月22日
サウジアラビアの首都リヤドを拠点とする国営の新興航空会社リヤド航空は5月19日、同社として初の就航路線であるリヤドのキング・ハーリド国際空港(RUH)と英国のロンドン・ヒースロー空港(LHR)を結ぶ主要路線の一般向けチケット販売を開始したと発表した。
同社は2025年10月26日(2025年10月10日記事参照)から、運航準備プログラムの一環として、試験導入機「ジャミーラ」を使用してロンドンへ週7便(毎日)運航している。これまでは認定事業者を通じてのみ予約が可能だったが、今回の発表により、2026年7月1日以降の運航便は、一般顧客が直接予約・購入できるようになった。チケットは同社の公式アプリやウェブサイト、提携旅行会社などを通じて購入することができる。
また、7月1日からは、同路線の機材に最新鋭の「ボーイング787-9ドリームライナー」が全面導入される。一般販売の開始に合わせて会員制度「サフィール(Sfeer)」の「創設メンバー」の募集も開始され、登録者は初回フライトから特典を獲得できるほか、ベストオファー保証や無料Wi-Fiなどのサービスが適用される。なお、6月30日までの試験導入機による運航便も、引き続き認定事業者を通じて予約可能となる。
リヤド航空のトニー・ダグラス最高経営責任者(CEO)は、今回の一般販売と最新鋭機の導入について重要な節目であると強調し、「最先端技術とサウジアラビア伝統のおもてなしを融合した旅を提供する」と述べた。また、英国とサウジアラビアを直接結ぶだけでなく、サウジアラビア西部のジッダやエジプト・カイロ、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイなど拡大するネットワークを通じてその他の地域へとつなぐことは、同社の事業の核心であり、国家改革戦略「ビジョン2030」の目標達成に向けた中核をなすものだと付け加えた。
同路線はG20の首都同士を結ぶ同航空会社の英国市場拡大の要であり、経済回廊の強化を通じて双方の投資や商業、観光需要、文化交流を促進するという。リヤドを主要な交通ハブとして位置付け、ロンドンからの旅客に対して今後発表される世界各地への便利な乗り継ぎサービスを提供するとしている。
具体的な運航時刻は次のとおり(全て現地時間)
〇RX401便(ロンドン行き、毎日)
- キング・ハーリド国際空港発:午前2時35分
- ヒースロー空港着:午前7時30分
〇RX402便(リヤド行き、毎日)
- ヒースロー空港発:午前9時35分
- キング・ハーリド国際空港着:午後6時5分
(林憲忠)
(サウジアラビア、英国)
ビジネス短信 b393b207fe794fa4





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