ジェトロ、上海で開催の「Bakery China 2026」にジャパンパビリオン設置

(中国)

上海発

2026年05月29日

ジェトロは、在上海日本総領事館と連携し、5月20~23日に上海国家会展中心で開催されたアジア最大級のベーカリー展「Bakery China 2026」にジャパンパビリオンを設置した。前年(2025年5月29日記事参照)に続き3度目の出展となる。

同見本市の総展示面積は33万平方メートルを超え、全世界70以上の国・地域から約2,200社が出品した。会期中には延べ約40万人のバイヤーおよび専門家が来場した。このうち海外バイヤーの来場人数は前年比60%増加し、バイヤーの属する国・地域数は同イベント史上最大の143カ国・地域となった。

今回のジャパンパビリオンの面積は231平方メートルで、前年の108平方メートルから2倍以上に拡大した。さらに、出展エリアを前回の国際ホールから最も人気の高い原料ホールのメイン通りに移したことで、パビリオンへの来場者が増加した。今回、ジャパンパビリオンには23社が出展し、うち14社は同展示会初出展となった。抹茶粉、調味料、砂糖、食品添加物、卵加工食品、柚子加工食品、納豆といった従来のベーカリー関連商品に加え、コメ、ソフトクリームミックス、清涼飲料水などサイドメニュー用の商品など合計220品目以上が出品された。出展企業は、試食・試飲を提供しながら、ベーカリー、工場、専門問屋、ドリンクチェーンなどのバイヤーに商品をPRした。

さらに、新しい試みとしてパビリオン内に専用のステージを設置した。出展企業が自社製品を紹介するプレゼンテーションを実施したほか、実際にその場で製品を焼き上げるデモンストレーションと試飲・試食を通じて、商品の品質や使い勝手を視覚・味覚的に訴求するケースもみられた。

出展企業からは、「ブースを訪れた調達意欲が高いバイヤーの割合が前年の20%から40%に向上した」といった成果の声や、「新規客層の開拓を目的に出展した。ドリンクチェーン店のサイドメニュー開発用途で薄焼き卵への反応が良かった」「当社のかつお節はベーカリーにも相性が良い。専門問屋を見つけられた」といった日本ならではの商品がバイヤーの関心を得た事例も聞かれた。

ジェトロは、引き続き、中国市場における日本のベーカリー関連食材の販路拡大を支援していく方針だ。

写真 (左)ジャパンパビリオン全体の様子、(右)ステージでのデモンストレーションの様子(ともにジェトロ撮影)

(左)ジャパンパビリオン全体の様子、(右)ステージでのデモンストレーションの様子(ともにジェトロ撮影)

写真 (左)ステージでの商品発表の様子、(右)バイヤーとの商談の様子(ともにジェトロ撮影)

(左)ステージでの商品発表の様子、(右)バイヤーとの商談の様子(ともにジェトロ撮影)

(周佳、庄欣怡)

(中国)

ビジネス短信 8f7e9677184805f6