ベトナム南部ドンナイ市のラクホン大学で学生に日本就業の魅力を紹介
(ベトナム)
知的資産部高度外国人材課
2026年05月26日
ジェトロは5月15日、ベトナム南部ドンナイ省のラクホン大学(2026年4月21日付地域・分析レポート参照)で海外の学生に日本で働く魅力を発信するイベント「ジャパン・キャリア・プロモーション・フォーラム(JCPF)」を開催した。同イベントは、さまざまな国からの高度外国人材の呼び込みを目的に2022年から実施しており、ベトナム現地でのリアル開催は初めて。ラクホン大学以外にも現地大学に参加を呼びかけ、ライブ配信を伴うハイブリッド形式で行われた。400人を超えるベトナム人学生が参加した。
ラクホン大学会場で聴講する学生たち(ジェトロ撮影)
会場には、工学部の学生が中心に参加する中、冒頭、ニプロベトナムの製造副部長ゴー・マウ・フォン氏が、人工透析用ダイアライザ(人工腎臓)の製造における日本技術の紹介を行った。
次に、ラクホン大学を2024年に卒業し、現在大阪の日本企業で働くカオ・ゴック・マイン氏は、日本就業について自身の体験を語った。同氏は、公共施設や交通手段の利便性に触れ、日本生活は便利で住みよいと評価した。「言語の壁が一番の問題だったが、ミスがあっても先輩が優しく指導してくれることで徐々に自信が深まっていった。日本人は世話好きな方が多い」と自身の経験を共有し、「日本で働きたい人は、日常会話だけではなく、できれば専門用語も含めて日本語習得を習慣にして頑張ってほしい」とベトナム人学生にエールを送った。
さらに、ジェトロの大滝靖子高度外国人材活躍推進コーディネーターは、日本企業への就職、日本で働くための在留資格、ジェトロが学生向けに発信しているウェブサイトのコンテンツなどについて説明した。多くの学生は、日本就業における給与や待遇、必要な日本語力などに対して大きな関心を示していた。講演者によるパネルディスカッションでは、日本就職に向けて、備えておくべきスキルや知識、インターンシップに関する質問が寄せられた。
最後に、ラクホン大学副学長グエン・ヴ・クイン氏が、「今後ラクホン大学においても日本語による教育プログラムを増やしたい。日本企業やジェトロとの協力・連携を深めて高いレベルで発展していきたい」と大きな期待を示した。
今後もジェトロは海外の高度外国人材に向けて、日本での就職や生活に関する情報発信を継続していく。
パネルディスカッションの様子(ジェトロ撮影)
(唐澤和之、大滝靖子)
(ベトナム)
ビジネス短信 17bc0667fbb58dc9





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