製造業向け展示会「VIMF 2026」、ハイフォン市で開催

(ベトナム)

ハノイ発

2026年04月30日

製造業向け総合見本市「ベトナムインダストリアル&マニュファクチャリングフェア(VIMF)2026ハイフォン」が4月15~17日、北部ハイフォン市で開催された。主催のOMGによると、3日間で9,838人が来場した。出展企業数は136社で、うちベトナム企業は104社、日本企業は16社だった。

VIMFは、製造業が集積する工業都市や工業団地を舞台として年に複数回開催されており、ハイフォン市での開催は6年ぶりとなった。OMG社は「ハイフォン市は港湾都市としての地理的優位性がある。複数の工業団地を抱えるほか、インフラや労働力も充実しており、ベトナム北部における主要な工業・港湾・物流拠点として確立しつつある」と述べた。

ハイフォン市では、日系企業の進出が増加しているほか、韓国のLGエレクトロニクスや中国のユエカイ・マシナリーなど、電子機器や自動車部品関連の製造業が生産拠点を展開している。

出展した日系企業によると、「ハノイやホーチミンなどの主要都市部では、既に日系や中国系を含めた多くの外資系製造業・関連企業が進出しており、同業他社間の競争は年々激しさを増しコスト面での差別化が難しくなっている。ハイフォン市は港湾・高速道路・空港を備えた北部有数の物流拠点であり、ベトナム北部ではハノイに次ぐ有力な選択肢として魅力を感じている」という(ジェトロによるヒアリング4月16日)。

今回のVIMFでは、日系企業が新規顧客やパートナー企業発掘に向けて積極的に声掛けを行う場面がみられた。競争激化への懸念がある一方、製造拠点としての成熟や国内市場の成長とともに、各地域で新たな事業機会を模索する動きは今後も加速しそうだ。

なお、2026年のVIMFはハイフォン市のほか、ホーチミン市(旧ビンズオン省、2025年7月1日記事参照)、バクニン省の2都市でも開催が予定されている。次回は6月にホーチミン市で開催される予定だ。

写真 (左)展示会場外観、(右)展示会の様子(ともにジェトロ撮影)

(左)展示会場外観、(右)展示会の様子(ともにジェトロ撮影)

(藤村寛太)

(ベトナム)

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