2025年農林水産物・食品の輸出実績(国・地域別と品目別の詳細版)を公表
(世界、日本)
農林水産食品部市場開拓課
2026年04月21日
日本の農林水産省は2026年4月、「2025年農林水産物・食品の輸出実績(国・地域別)
」および「2025年農林水産物・食品の輸出実績(品目別)
」の詳細版を公表した。本資料では、農林水産物・食品輸出について、それぞれ国・地域別と品目別の詳細や輸出実績の推移を一覧することができる。
財務省貿易統計に基づく2025年の農林水産物・食品輸出額
は、前年比12.8%増の1兆7,000億円を超え、13年連続で過去最高を更新した(2026年2月5日記事参照)。
国・地域別にみると、2025年の日本の農林水産物・食品輸出先では、米国が首位となった。2025年4月から米国の関税措置が導入されたものの、前年比13.7%増の2,762億円で、2年連続で最大の輸出先国となった。米国へ輸出する主要な品目は、輸出額が多い順に緑茶(293億円)、ブリ(284億円)、アルコール飲料(277億円)、ホタテ貝(生鮮など)(182億円)、ソース混合調味料(163億円)、牛肉(154億円)、清涼飲料水(97億円)、ごま油(86億円)、菓子(米菓除く)(75億円)、練り製品(46億円)となった。
品目別にみると、特に輸出の増加が顕著な輸出品目は緑茶だ(前年比98.2%増の721億円)。2025年における緑茶の国・地域別内訳は、輸出額が多い順に米国(293億円、4,431トン)、ドイツ(58億円、877トン)、英国(47億円、454トン)、タイ(30億円、907トン)、台湾(26億円、1,589トン)だった。
そのほか、国・地域別では、輸出額上位20カ国・地域(米国、香港、台湾、中国、韓国、ベトナム、タイ、シンガポール、ロシア、オーストラリア、フィリピン、オランダ、マレーシア、カナダ、ドイツ、英国、インドネシア、フランス、アラブ首長国連邦、カンボジア)およびEUに関して、輸出額の推移(2015~2025年)と2025年の品目別の内訳が掲載された。品目別では、畜産物や加工食品、野菜・果実などの農林水産物、林産物、水産物の主な品目に関して、輸出額の推移(2015~2025年)および2025年の国・地域別内訳の統計も確認できる。過去の統計データは、農林水産省「農林水産物・食品の輸出に関する統計情報」
で公開されている。
(古城達也)
(世界、日本)
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