メキシコ新外相に前北米担当次官のロベルト・ベラスコ氏が就任
(メキシコ)
メキシコ発
2026年04月13日
メキシコ上院は4月8日、メキシコの新外相に、ロベルト・ベラスコ・アルバレス前北米担当次官を任命することを承認した。同決議は、賛成81票、反対30票で可決された。フアン・ラモン・デ・ラ・フエンテ前外相は、健康上の理由により4月1日に最後の公務を行い、クラウディア・シェインバウム大統領がベラスコ氏を新外相に指名していた。上院のアレハンドロ・ムラット・イノホサ外務委員長は、「同氏は外務省で7年以上にわたり途切れることなく勤務し、2018年からは戦略的な要職を歴任している。また、同氏は北米との関係において中心的な交渉役を務め、米国のバイデン前政権およびトランプ政権とのハイレベルな政治対話に参加してきた」と述べ、これにより2国間対話における戦略的な継続性と有効性が確保されると、ベラスコ新外相を評価した。
ベラスコ新外相は現在38歳で、イベロアメリカ大学で法学学士を取得した後、米国シカゴ大学で公共政策の修士号を取得した。メキシコ市議会での活動や経済省傘下のプロメヒコ(注)での勤務後、2018年に外務省の広報局長を務め、2020年6月より外務省で北米担当次官を務めた。ベラスコ新外相は、自身のX(旧Twitter)で「われわれの外交は国民のためであり、その中には経済成長、雇用創出、貧困削減、「(シェインバウム大統領が掲げる)分かち合う繁栄」の構築を可能にする国際的な環境の整備が含まれる。外交政策の最優先事項は、国外で生活し、働き、人生を築いている何百万人ものメキシコ人である」と強調した。また、「対話は外交の核心である」とし、シェインバウム大統領の協調路線に賛同する姿勢を示した。
(注)メキシコ産品の輸出促進、メキシコへの投資誘致プロモーションを担当していた貿易投資促進機関。2019年5月に廃止された(2018年12月25日記事参照)。
(阿部眞弘)
(メキシコ)
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