英国、鉄鋼関税割当レビュー結果を公表
(英国)
ロンドン発
2026年04月09日
英国貿易救済庁(TRA)は3月31日、鉄鋼セーフガード措置に関する3件の関税割当レビュー(注)をめぐる最終決定を公表
した。2026年4月1日から6月30日まで適用する。具体的な内容は次のとおり。
○カテゴリー4(金属めっき鋼板)およびカテゴリー7(非合金、その他の合金厚板)について現行の輸入割当枠を維持する。
○カテゴリー12A(合金棒鋼および軽量形鋼)に含まれる8品目のうち次の3品目を対象から除外する。これら3品目については、セーフガード措置が発効されている調査期間中においても英国産品の生産が停止していたことを示す十分な証拠があると結論付けた。
- 7228 3041 00
- 7228 3020 00
- 7228 6020 00
○カテゴリー4(金属めっき鋼板)に関するトルコへの「開発途上国免除(DCE)」適用を除外し、同国に対する国別割当量を2万4,413トンとする。
なお、英国政府が2026年3月19日に発表した鉄鋼戦略によれば、現行のセーフガード措置は6月30日に失効し、7月1日から新たに、英国で生産されるすべての鉄鋼製品を対象とした措置が発効する。総関税割当枠を60%削減し、それを超過する分に対する関税率を50%へと引き上げ、自由貿易協定(FTA)締結国を含む全ての国・地域に一律適用する(2026年3月25日記事参照)。
(注)現行措置が英国市場に適しているかを評価し、措置の変更や終了などを検討する。
(野崎麻由美)
(英国)
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