SKハイニックスの第1四半期の売上高営業利益率は72%と過去最高

(韓国)

ソウル発

2026年04月27日

SKハイニックスは4月23日、2026年第1四半期(1~3月)の業績(連結ベース)を発表した。第1四半期の売上高は、前年同期比3.0倍の52兆5,763億ウォン(約5兆7,834億円、1ウォン=約0.11円)、営業利益は同5.1倍の37兆6,103億ウォン、当期純利益は同5.0倍の40兆3,459億ウォンとなった(添付資料表参照)。四半期の売上高が50兆ウォンを突破したのは初めて。売上高営業利益率も72%と過去最高となった。

SKハイニックスは、同期の業績および今後の展望について次のとおり説明している。

  • 第1四半期は季節的な非需要期であるにもかかわらず、人工知能(AI)インフラへの投資拡大により、需要の拡大が続いた。このような状況のもと、HBM(高帯域幅メモリー)・高容量サーバ用DRAMなど、高付加価値製品の販売拡大が好業績につながった。
  • AIが大規模モデル学習中心から多様なサービス環境でリアルタイム推論を繰り返すエージェント型AI(Agentic AI、注)の段階に進化し、メモリー需要がDRAM、NAND型フラッシュメモリー全般に広がった。
  • 需要が供給能力を上回る状況が続くと予想される中、AI時代の構造的な需要拡大に対応すべく、龍仁クラスター(2024年1月17日記事参照)などを中心としたインフラの整備とコア装置の確保に向けて、大型投資を行う。

(注)人間から与えられた目的に対して自律的に計画・判断し、ツールやシステムを操作してタスクの実行・完了まで行うAI。

(李海昌)

(韓国)

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