ジェトロ、ビヌス大学と共催で日本企業向け人材育成モデルを紹介
(インドネシア)
ジャカルタ発
2026年03月24日
ジェトロは3月9日、インドネシアのビヌス大学(2026年3月13日記事参照)と共催で、同大学と日本の専門教育機関である麻生塾が共同運営するBINUS-ASO School of Engineering(BINUS-ASO)の取り組みを紹介するウェビナーを開催した。製造業などを中心に、84人の日本企業関係者が参加した。同ウェビナーは、日本企業と海外の有力大学との接点を創出し、海外の高度人材の採用や協業の可能性を広げることを目的とする「JETRO Overseas University Connect」の一環として実施された。
ウェビナーでは、ビヌス大学のネリー学長およびヨハン副学長から、同大学が創立45周年を迎えるインドネシア最大級の私立総合大学であることや、IT・デザイン・ビジネス分野を中心に、産業界との連携プロジェクトや長期インターンシップを通じて実践的なデジタル人材を育成していることが紹介された。
ネリー・ビヌス大学学長による大学紹介の様子(ジェトロ撮影)
BINUS-ASO伊藤氏による説明の様子(ジェトロ撮影)
続いて、BINUS-ASO経営企画部の伊藤宏一氏、BINUS-ASO学部長のフェルギヤント・グナワン氏から、BINUS-ASOの特徴について説明があった。同校は、2014年にビヌス大学と麻生塾が共同設立し、この10年で約1,000人を育成してきた。現在、「自動車・ロボット工学」「プロダクトデザイン工学」「ビジネス工学」の3学科を設置し、日本語教育に加え、日本人講師による5S・カイゼン、ビジネスマナーの指導など、日本型ものづくり教育を導入している。教育課程は8学期制で、必須のインターンシップも組み込まれており、一部の学生は日本でのインターンシップにも参加している。また、日本企業とのMOU(覚書)に基づく技術研修も実施しており、卒業生には日本企業への就職実績もある。
質疑応答では、インターンシップの形式や日本語レベルに関する質問が寄せられ、参加企業からは、工学知識と日本語力を併せ持つ人材への高い需要や、大学との連携を希望する声も寄せられた。
(高田尚、山本理)
(インドネシア)
ビジネス短信 b46276d6e17a020b






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