2025年第4四半期GDP成長率、EUとユーロ圏はともに前期比0.2%
(EU、ユーロ圏)
ブリュッセル発
2026年03月17日
EU統計局(ユーロスタット)は3月6日、2025年第4四半期(10~12月)のEU27カ国とユーロ圏20カ国(注)の実質GDP成長率(季節調整済み)は、ともに0.2%と発表
した(添付資料表1、2参照)。2025年通年では、EUが前年比1.5%、ユーロ圏は1.4%だった。
EUの第4四半期の実質GDP(前期比)を需要項目別でみると、個人消費は前期の0.3%増から0.5%増(寄与度:0.3ポイント)に拡大した。政府消費支出は前期同様の伸びを維持し0.7%増(0.2ポイント)、総固定資本形成は前期の1.3%増から0.6%増(0.1ポイント)に伸びが縮小した。輸出は前期の1.0%増から0.3%減、輸入は1.7%増から0.0%に縮小し、純輸出はGDPを0.1ポイント押し下げた。
EUの第4四半期の実質GDP成長率(前期比)を国別でみると、加盟国間で引き続きばらつきがみられる(添付資料表2参照)。マルタ(2.1%)、リトアニア(1.7%)、クロアチア、キプロス(ともに1.4%)、ポーランド(1.0%)の5カ国は1.0%以上の成長率だった。一方、アイルランド(マイナス3.8%)、ルーマニア(マイナス1.9%)などの4カ国でマイナス成長だった。ユーロ圏の主要4カ国は、スペイン(0.8%)、イタリア(0.3%)、ドイツ(0.3%)フランス(0.2%)とプラス成長となった。
2025年第4四半期のEUとユーロ圏の雇用者数の伸び率をみると、ともに前期比0.2%だった(添付資料表3参照)。国別でみると、アイルランドとマルタ(ともに1.3%)のみが1.0%を超える増加だった。一方、リトアニア(マイナス2.3%)、エストニア(マイナス1.8%)、ドイツ(マイナス0.1%)の3カ国では雇用者数が減少した。
(注)2026年1月からユーロを導入したブルガリア(2025年7月11日記事参照)を除く20カ国。
(大中登紀子)
(EU、ユーロ圏)
ビジネス短信 ac8c740413645063






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