ジェトロ、スリランカトップレベルの大学で日本就職の魅力発信イベントを開催
(スリランカ、日本)
知的資産部高度外国人材課
2026年03月16日
ジェトロは2月23~25日にかけて、スリランカのケラニア大学、コロンボ大学、ペラデニヤ大学(注1)の3校で、日本の職場文化や就職活動のプロセス、就業機会について発信するイベントを行った。イベントでは、スリランカ国内でトップクラスの水準を誇る3校の学生に対して、外国人材に対する日本企業の期待が高まっていることや、ジェトロの提供する高度外国人材関心企業情報(OFPリスト)(注2)を活用することで、スリランカ人材に関心がある会社の情報を得られることを説明した。
スリランカの主要大学は、教育、研究面で日本と強い接点
ケラニア大学は外国語や医学などに強い国立総合大学で、人文学部現代言語学科日本語科では、約200人の学生が日本語を専門的に学んでいる。日本語科のディルルクシ・ラトナーヤカ教授によると、日本語科に所属する学生の卒業時の日本語レベルは日本語能力試験N1~N2(注3)に達するという(ヒアリング日:2月23日)。
ケラニア大学でのイベントの様子(ジェトロ撮影)
コロンボ大学は、1921年に設立されたスリランカ最古の国立大学だ。約4万5,000人の学生数を有する国内最難関大学の1つとして知られ、伝統医学部では6カ月間の日本語コースを提供している。前学長でもある経営・金融学部H.D.カルナラトネ上級教授は「スリランカと日本は仏教が社会に根付く島国であるという類似点を有し、南西アジアへの事業展開や共同研究に向けて最適なパートナー国となりうる」と語った(ヒアリング日:2月24日)。
コロンボ大学でのイベントの様子(ジェトロ撮影)
ペラデニヤ大学は、中部のキャンディ県に位置する国立総合大学だ。スリランカ・日本研究センターを有しており、日本の言語・文化・留学に関心がある学生向けに日本語初級コースを提供している。同センターのプールニカ・シーラガマ上級講師によると、ペラデニヤ大学では約100人の教員が日本で修士課程・博士課程を修了している(ヒアリング日:2月25日)。
これらの3大学で窓口となった、ラトナーヤカ教授、カルナラトネ上級教授、シーラガマ上級講師は、いずれも日本語対応も可能だ。
(注1)ケラニア大学、コロンボ大学、ペラデニヤ大学は、2025年10月にジェトロが公開した海外大学ディレクトリーにいずれも掲載。詳細はジェトロサイトの海外大学コネクションデスク参照。
(注2)国内外の高度外国人材に対し、自社の魅力を発信したい企業が自社情報を登録可能なデータベース。
(注3)日本語能力試験には5段階(N1~N5)のレベルがあり、最も難しいレベルがN1。N1は「幅広い場面で使われる日本語を理解することができる」レベル、N2は「日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができる」レベル。
(吉武果実、大井裕貴)
(スリランカ、日本)
ビジネス短信 a31286a4215232e1






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