中国、輸入奨励サービス目録を改正
(中国)
北京発
2026年02月27日
中国の商務部、国家発展改革委員会、工業情報化部など7部門は2月25日、商務部公告2026年第8号
において「輸入奨励サービス目録」の改正版を公表した(文書は2026年2月10日付)。同改正版の公表については、国務院の「ハイレベルな開放によるサービス貿易の質の高い発展の促進に関する意見」(2024年9月10日記事参照)に基づき、良質なサービスの輸入拡大を図るものとしている。
今回の改正では、「研究開発・設計サービス」「省エネ・環境保護サービス」「環境対策サービス」「コンサルティングサービス」の4分野に加え、「その他専門サービス」と「医療・ヘルスケアサービス」の2分野が新たに輸入を奨励するサービスとして追加された。また、既存のサービス内容についても、一部の記述などの修正が行われた。主要な改正内容は次のとおり。
- その他専門サービス:グリーン建築(エンジニアリング)、その他低炭素関連の設計・評価・認証に関するサービス、およびサプライチェーン管理に関するサービスの2項目を追加。
- 医療・ヘルスケアサービス:重大疾病に係る医療サービスと、介護・リハビリ・健康増進に関するサービスの2項目を追加。
- 研究開発・設計サービス:低炭素関連の研究開発・設計サービスと、集積回路(IC)の研究開発・設計サービスの2項目を追加。
- デジタル技術開発サービス、技術試験・分析サービス、資源循環利用サービス、水域汚染対策・生態修復サービス、汚染削減と脱炭素の協調的推進、技術管理に関するコンサルティングサービスなどの項目について、一部のサービス内容の記述を調整。
- 大気汚染対策に限定されたサービスを目録から削除。
商務部は今回の改正の背景について、「商務部、国家発展改革委員会、財政部は2016年に本目録を公表し、その後2019年に改正を実施した。今回の目録の調整は、新たな質の生産力(注)の発展、グリーン・脱炭素への転換加速、質の高い生活に対する国民のより多くのニーズに応えるための重要な措置である」と説明した。
(注)イノベーション主導で、従来型の成長モデル・アプローチから脱却し、ハイテク、高効率、高品質を特徴とする先進的な生産力を指す。
(張敏)
(中国)
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