2025年の世界の航空旅客数は前年比5.3%増で過去最多、中東で6.8%増、アフリカで9.4%増

(中東、アフリカ、世界)

調査部中東アフリカ課

2026年02月17日

国際航空運送協会(IATA)の1月29日付プレスリリース外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、2025年の世界の航空旅客輸送需要量(以下、旅客数、国内・国際を含む)は前年比5.3%増となり、過去最多を更新したという。搭乗率は0.1ポイント増の83.6%に達した。地域別の旅客数では、中東は6.8%増で世界全体の9.5%を占めた。アフリカは9.4%の伸びを示したが、シェアは2.2%とまだ小さい。

2025年の各地域の航空旅客数(国内・国際を含む)のシェアは次のとおり。

  • アジア大洋州:シェア34.5%(前年比1ポイント増)
  • 欧州:シェア26.6%(0.1ポイント減)
  • 北米:シェア21.8%(1.1ポイント減)
  • 中東:シェア9.5%(0.1ポイント増)
  • 中南米:シェア5.4%(0.1ポイント増)
  • アフリカ:シェア2.2%(横ばい)

国際線の旅客数も増加

国際線の旅客数に限ると、2025年は世界で前年比7.1%増加し、座席供給量は6.8%増加した。中東の航空会社では、2025年の旅客数が6.7%増加し、座席供給量は5.8%増加、搭乗率は0.7ポイント増の81.6%となった。アフリカの航空会社では、旅客数は7.8%増、座席供給量は6.5%増だった。アフリカの搭乗率は0.9ポイント増の74.9%で地域別では最低だったが、アフリカとしては過去最高となった。

また、2025年12月単月の中東の旅客数は前年同月比9.5%増、アフリカでは10.3%増だった。

なお、中東においては、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイへの渡航人数も多く、ドバイ経済観光局(DET)のデータによると、2025年の国外からドバイへの宿泊を伴う来訪者数が前年比約5%増の1,959万人と3年連続で過去最高を更新した(2026年2月13日記事参照)。

(井澤壌士)

(中東、アフリカ、世界)

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