ルーマニアのコンスタンツァ港湾公社、モルドバのジュルジュレシュティ港を買収へ

(ルーマニア、モルドバ、ウクライナ)

ブカレスト発

2026年02月19日

欧州復興開発銀行(EBRD)は、モルドバのジュルジュレシュティ国際自由港(GIFP)の運営会社であるダヌベ・ロジスティクス(2026年2月19日記事参照)を、ルーマニア国営企業コンスタンツァ港湾公社に売却すると発表した(2月12日付プレスリリース外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。本取引はモルドバとルーマニア両国政府が支持するもので、両国の経済・貿易面での連携強化が見込まれる。

EBRDは2021年にダヌベ・ロジスティクスを買収し、GIFPの開発を進めてきた。同港の長期的かつ戦略的な発展を担い、モルドバの国際貿易ネットワークへのさらなる統合を推進する投資家を選定するため、国際M&Aの入札を実施した結果、EBRDは2025年12月31日に、ルーマニア国営企業コンスタンツァ港湾公社とダヌベ・ロジスティクス売却に関する契約(SPA)を締結した。2026年2月12日に、ルーマニア港湾公社の株主によって買収が承認された。

ルーマニア政府は今回の取引について、コンスタンツァ港を欧州および隣接地域との強固な接続性を備える物流ハブに変革するだけでなく、ルーマニア、モルドバの事業者によるウクライナ復興支援を後押しすると指摘した。

ジュルジュレシュティ港は、ルーマニア、ウクライナと国境を接するモルドバ南部に位置し、黒海およびドナウ川へのアクセスを持つ国際河川港だ。港内には、オイルターミナル、2つの穀物ターミナル、一般貨物およびコンテナターミナルに加えて、50社が入居するビジネスパークが整備されている。

(太田響子)

(ルーマニア、モルドバ、ウクライナ)

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