国営ビーマン・バングラデシュ航空、14年ぶりにダッカ-カラチ線を就航

(バングラデシュ、パキスタン)

ダッカ発

2026年02月04日

国営会社のビーマン・バングラデシュ航空は1月29日、首都ダッカとパキスタンの商業都市カラチを結ぶ便を就航させた。同社によると、両国の当局者は数カ月前から協議を重ね、今回の路線を復活させた。ダッカ―カラチ間の直行便は2012年以来14年ぶりの再開となり、冬の期間は毎週木曜日と土曜日の週2回運航される。

ダッカ発の往路便(BG341)は午後8時に出発し、カラチには現地時間の午後11時に到着する(両地の時差は1時間)。復路便(BG-342)はカラチを深夜の午前0時1分に出発し、ダッカには午前4時20分に到着する。両国を移動する場合はこれまで、ドバイやドーハなど中東地域のハブ空港を経由する必要があった。直行便の再開は、移動の利便性の向上に加え、両国間の貿易の促進にも寄与すると期待されている。

バングラデシュで2024年8月に暫定政権が発足して以降、両国は急速に関係を改善してきた(2025年11月10日記事参照)。直行便の就航は、これら最近の外交努力の結果とみることができる。2月12日に実施される予定の総選挙を経て、次期政権がパキスタンとどのように付き合っていくのか注目される。

(片岡一生)

(バングラデシュ、パキスタン)

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