トランプ米大統領の支持率、無党派層支持が持ち直し40%に、世論調査
(米国)
調査部米州課
2026年02月04日
経済誌「エコノミスト」と調査会社ユーガブは2月3日、トランプ政権などに関する世論調査結果(注1)を発表
した。ドナルド・トランプ大統領の支持率は40%と前週(39%)からやや持ち直した。純支持率(支持率と不支持率との差)はマイナス14ポイントで前週(マイナス18ポイント)から回復した。
前週に67%まで上昇した無党派層の不支持率は62%に持ち直した(2026年1月28日記事参照)。
トランプ政権が取り締まりを強化する移民政策に関しては、50%はトランプ政権の対応が厳しすぎるとし、36%が適切と回答した。また、暴力的な罪を犯した不法移民は強制送還されるべきと86%が回答し、非暴力的な罪を犯した不法移民の強制送還を支持する割合は43%だった。移民が米国を良くするという割合は46%で、民主党支持層が押し上げ、2025年1月のトランプ政権開始時(40%)より6ポイント上昇した。
ハーバード大学米国政治研究センターとハリス・インサイト・アンド・アナリティクスが2026年1月に実施した世論調査(注2)によれば、56%が移民税関捜査局(ICE)職員は「街頭で人々を無作為に連行している」と回答し、「標的を絞った作戦だけを行っている」(44%)を上回った。また、44%がICE職員は「罪を犯した特定の個人だけを追及すべき」としており、「不法滞在者が多い場所を一斉検挙すべき」(15%)を上回った。これは、1月にミネソタ州ミネアポリスでICEによる移民取り締まりにより、米国市民が銃撃され死亡する事件が発生したことを受けている。
半数はトランプ政権の取り組みが期待はずれと回答
米国のシンクタンク、ピュー・リサーチ・センターが1月に実施した世論調査
(注3)によれば、トランプ氏の支持率は37%と4月の調査時(40%)より3ポイント低下した。50%がトランプ氏の取り組みが期待はずれだったと回答し、52%はトランプ氏の政策・計画のほとんどあるいは全てを支持しないとしている。
また、トランプ氏がほとんどあるいは全く信用できない点として、「職務において倫理的に行動する」(60%)、「国の民主主義的価値を尊重する」(59%)、「良いアドバイザーを採用する」(57%)、「職務に当たってリーダーシップ能力を有する」(51%)が上位に挙がった。
(注1)実施時期は2026年1月30日~2月2日。対象者は全米の成人1,672人。
(注2)実施時期は2026年1月28~29日。対象者は全米の登録有権者2,000人。
(注3)実施時期は2026年1月20~26日。対象者は全米の成人8,512人。
(松岡智恵子)
(米国)
ビジネス短信 d68e6b6235c98747




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