米ウェイモ、サンフランシスコ国際空港でのサービス開始へ
(米国)
サンフランシスコ発
2026年02月06日
米国のサンフランシスコ国際空港(SFO)は1月29日、自動運転開発企業ウェイモが空港利用者向けに完全自動運転の配車サービスを開始することを承認したと発表
した。ウェイモはブログで、「まずは一部の利用者を対象に提供を開始し、今後数カ月以内に段階的に全利用者へ拡大する」としている。
今回のSFOへの乗り入れ開始は、サンフランシスコ市のダニエル・ルーリー市長(民主党)によって許可された、2025年9月に始まったパイロットプログラムの最終段階に位置付けられる。試験走行から始まり、ウェイモ社員や空港関係者を対象とした無人走行での試験運転を経て、一般利用者向けの有償サービスへと移行する段階となった。乗降場所は現在、空港のレンタカーセンターに設けられ、利用者は空港内交通システム「エア・トレイン」を利用して各ターミナルにアクセスする。将来的には、各ターミナルへの直接乗り入れを計画している。
ルーリー市長は、「世界中からの来訪者を迎える玄関口であるSFOにおいて、ウェイモの旅客サービスが開始されることで、サンフランシスコへの往復に、安全で信頼性が高く、利便性の良い新たな移動手段が加わる」と述べた。さらに、「空港サービスの開始により、市民や旅行者はサンフランシスコを特徴づけるイノベーションを体感するとともに、市の継続的な経済回復を後押しすることになる」と述べ、サービス開始を歓迎した。
ウェイモのテケドラ・マワカナ共同最高経営責任者(co-CEO)は、「SFOへの乗り入れは、利用者からもっとも要望の多かった機能の1つであり、市との関係をさらに深めるものだ」と述べ、「信頼性の高い完全自動運転の移動手段への需要増加に応えていく」と強調した。SFO側も「安全で、持続可能かつ信頼性の高い新たな交通手段になる」と期待を示している。
SFOはウェイモの主要空港乗り入れにおいて、フェニックス・スカイハーバー国際空港、サンノゼ・ミネタ国際空港(2025年9月12日記事参照)に次ぐ3カ所目となる。
(松井美樹)
(米国)
ビジネス短信 4c8eb484572cdc3e




閉じる
