EUシンガポールデジタル貿易協定が発効

(シンガポール、EU)

シンガポール発

2026年02月03日

シンガポール貿易産業省(MTI)と欧州委員会は、EUシンガポールデジタル貿易協定(EUSDTA)が2月1日に発効したと発表した(MTIプレスリリース外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます欧州委員会ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

MTIはEUSDTAの主な特徴として、(1)自由で開かれた安全なデータ流通の実現と促進、(2)エンド・ツー・エンドのデジタル貿易の円滑化、(3)信頼のある安全なデジタルシステムの確立、(4)企業・国民のデジタル経済の機会への参加とアクセス拡大を挙げている(2025年5月9日記事参照)。

シンガポールのグレース・フー貿易関係担当相は、「EUSDTAはシンガポールにとってこれまでで最大のバイラテラル(2国・地域間)デジタル経済協定である(中略)透明かつ公正なデジタル貿易を推進することで、デジタル接続性を強化する、野心的で高水準の協定である。EUSDTAはまた、世界的なデジタル貿易環境を積極的に形成し、世界経済の逆風の中でシンガポールとEUが成長に向けて優位な立場を維持できるよう、協力して取り組むというわれわれの決意を強く示すもの」と述べた。

EUSDTAは2023年7月に交渉開始。2024年7月に交渉が妥結し、2025年5月に署名が発表されていた。シンガポールが締結したデジタル経済協定はEUSDTA以外に、デジタル経済パートナーシップ協定(DEPA)、韓国シンガポールデジタルパートナーシップ協定(KSDPA)、シンガポール・オーストラリアデジタル経済協定(SADEA)、英国シンガポールデジタル経済協定(UKSDEA)がある(MTIウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

(朝倉啓介)

(シンガポール、EU)

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