IMF理事会、第4回レビュー完了でエチオピアへの2億6,100万ドル追加融資を承認
(エチオピア)
アディスアベバ発
2026年02月05日
IMF理事会は1月17日、エチオピア向け拡大クレジットファシリティ(ECF)における第4回レビューを完了し、約2億6,100万ドルの追加融資を承認した。これにより、2024年7月に開始された4年間・総額34億ドルのECFプログラムによる融資実行総額は約21億8,300万ドルとなった(2025年12月18日記事参照)。
今回のレビューで、IMFは、エチオピアが経済改革で一定の成果を上げていると評価した。輸出や歳入が増加し、外貨準備も増えている。インフレは低下傾向にあり、IMFが設定した主要目標はほぼ達成された。ただし、2025/2026年度連邦予算が第3回レビューで合意された内容から外れたため、一部の改革目標は未達成となった。一方で、インフレを抑えるため引き締め的な金融政策を続けることが重要だと指摘した。また、最近の税制改革により税収が増える見込みを示したほか、燃料補助金を段階的に廃止して財政を改善する必要があるとしている。
債務処理については、G20共通枠組みに基づく公的債権者委員会との覚書署名が完了し、民間債権者との協議も継続している。
(石川晶一)
(エチオピア)
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