2032年ブリスベン五輪新競技場設計にコックス・アーキテクチャーとハッセルが選定、梓設計が国際パートナーに
(オーストラリア)
シドニー発
2026年01月20日
クイーンズランド(QLD)州政府は1月5日、2032年ブリスベン夏季オリンピック・パラリンピックを開催する新競技場の設計チームに、オーストラリアのコックス・アーキテクチャーおよびハッセルと、国際パートナーとして日本の梓設計を選定した。
同競技場は、ブリスベン中心部に位置するビクトリアパークに建設予定で、6万3,000席を誇る大規模施設となる見込みだ。設計コンセプトには「クイーンズランド・レスポンス」が採用され、ビクトリアパークの地形との調和を目指した設計となっている。
コックス・アーキテクチャーとハッセルが、大会独立インフラ調整機関〔Games Independent Infrastructure and Coordination Authority(GIICA)〕による3カ月間にわたる調達プロセスを経て選定され、梓設計が国際パートナーとして参加する。選考にあたり「ビジョン性(Visionary Design)」「革新性(Innovation)」「チーム実行力(Quality Teamwork Credentials)」などが重視された。梓設計は、国内外で120のスタジアムやアリーナの設計実績を有している。日本が開催国となった、東京2020オリンピック・パラリンピックにおいても、国立競技場の設計を手掛けた実績を持つ。
同施設はオリンピック終了後、ブリスベンの主要スタジアム、地元スポーツチームの本拠地として継続利用される計画で、短期的な利用にとどまらない公共資産としての位置付けが明確化されている。また、オーストラリア連邦政府とQLD州政府が共同出資する71億オーストラリア・ドル(約7526億円、豪ドル、1豪ドル=約106円)の大会会場インフラプログラムの一環として、GIICAは、今後州内で17の新設・改修会場を整備していく予定だ。2032年のオリンピック開催に向け、インフラ開発が実行段階へと動き出している(2025年11月25日記事参照)。
新競技場の完成イメージ(梓設計提供)
新競技場の内部の完成イメージ(梓設計提供)
(ストーリー愛子)
(オーストラリア)
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