バングラデシュで日本産食材サポーター店認定式と日本産食品披露会を開催

(バングラデシュ、日本)

ダッカ発

2026年01月05日

ジェトロはバングラデシュの首都ダッカで20251221日、「海外における日本産食材サポーター店」の認定証授与式と「日本産食品グローバル・ゲートウェイ事業」の一環の日本産食品披露会を開催した。

写真 参加者の集合写真(在バングラデシュ日本大使館提供)

参加者の集合写真(在バングラデシュ日本大使館提供)

日本食レストランの「IZAKAYA」「匠-TAKUMI」「泉」が、バングラデシュで初めて日本産食材サポーター店に認定され、在バングラデシュ日本大使館の髙橋直樹公使が認定書を授与した。IZAKAYAのジャルジズ・アリ運営統括責任者は「認定されたことは光栄だ。日本産食材を応援したく、仕入れ先の多様化を期待したい」と話した。

日本産食品披露会では、日本企業7社がバングラデシュのバイヤー11社(輸入業者、レストラン、小売店、ホテル)に対して、対面またはオンラインで自社商品を紹介した。バングラデシュでは、日本産食品がいまだ十分に普及しているとはいえず、認知度の低さが課題だ。そこで、商品は現地に合うような食べ方で提供し、バイヤーには市場参入や取引の可能性について評価してもらった。

バイヤーの関心が最も高かった商材は、ワサビだった。ワサビはバングラデシュでも既に流通しているが、本格的な冷凍ワサビを紹介したところ、7社のバイヤーが購入を検討したいと回答した。輸入業者ヌール・トレード・ハウス(Noor Trade House)のカレッド・ヌール社長は「新鮮なワサビはステーキとよく合う。日本産のわさびは、韓国産や中国産よりも自然の味わいがある」と評価した。加えて、抹茶は4社、米菓は3社、豆加工品は2社、和スイーツは2社、ソースは1社が購入を検討したいと回答した。ダッカ市内を中心に展開するスーパーマーケット、ユニマートのアブダラ・アル・マムン店舗管理責任者は「多くの消費者が本格的な日本食品に関心をもっており、本場の味を探求することが重要だ」と語った。

写真 日本企業からの説明と試食後、バイヤーがコメントをする様子(ジェトロ撮影)

日本企業からの説明と試食後、バイヤーがコメントをする様子(ジェトロ撮影)

披露会の会場では、20社以上のサンプルを展示し、バイヤーに対しヒアリングを行った。「匠-TAKUMI」を経営する日系企業TAKUMIの喜久山章太マネージャーは「わさびオイルは寿司(すし)やサラダに使うことができ、辛さも問題ない」と語った。対面で参加した日本企業からは、「輸入代理店との初期商談を通じて、販売先やターゲット層に関するアイデアを得ることができた」との声が聞かれた。

写真 サンプル展示コーナーでヒアリングを行う様子(ジェトロ撮影)

サンプル展示コーナーでヒアリングを行う様子(ジェトロ撮影)

(箕浦智崇、イスラット・ジャハン)

(バングラデシュ、日本)

ビジネス短信 7e38dfaec9301513