2025年の消費者物価指数上昇率は5.1%
(コロンビア)
ボゴタ発
2026年01月16日
コロンビア国家統計局(DANE)は1月8日、2025年通年の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比5.1%だったと発表した。2024年の上昇率5.2%からわずかに低下した。
2025年通年の項目別CPI上昇率が高かったのは、レストラン・ホテル(7.91%)、教育(7.36%)、健康(7.20%)、酒類・たばこ(6.37%)、運輸(5.35%)で、これらは全体の上昇率を上回った。さらに細分化された項目をみると、コーヒー、ココア、紅茶などの温かい飲み物(13.22%)、レストランでの食事(8.64%)、中等教育(8.76%)、就学前教育および初等教育(8.69%)などが特に上昇率の高い項目として挙げられている。
一方で、食品・非アルコール飲料(5.07%)、その他商品・サービス(4.97%)、宿泊・水道・電気・ガス・その他(4.76%)、家財・住宅管理(3.31%)、衣服・履物(2.12%)、娯楽・文化(1.85%)、情報・通信(1.22%)の項目においては全体の上昇率を下回った。
2025年12月単月の上昇率は、前月比で0.27%となった。特に上昇率が高かったのは、レストラン・ホテル(1.24%)、娯楽・文化(1.04%)、健康(0.45%)だった。
ボゴタ銀行は2026年の見通しについて、「最低賃金の過剰な引き上げ(2026年1月6日記事参照)による、サービス業や一部規制価格(注)への圧力が、CPI上昇率を6%以上に押し上げる可能性がある。7%に達する可能性も否定できない」とコメントしている。
(注)公共料金など、価格が市場ではなく、政府の規制により統制されたり、大きく影響を受けたりする商品やサービスの価格。
(木村香菜)
(コロンビア)
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