広東省珠海市、2026年第1四半期の企業支援と消費喚起策を発表

(中国)

広州発

2026年01月23日

中国の広東省珠海市発展改革局は1月13日、「2026年珠海市第1四半期経済高品質発展アクションプラン」を公布した。プロジェクトの実施強化、消費促進、生産拡大・効率化支援、サービス業の質的向上など7分野にわたる全22項目から構成される経済支援パッケージを打ち出し、2026年第1四半期(1~3月)の好スタート(開門紅)を切ることを狙いとしている。

プロジェクトの実施強化については、2026年第1四半期の工業投資額(実行額)〔5,000万~5億元(11億3,500万~113億5,000万円、1元=約22.7円)〕に応じて最高40万元の奨励金を支給する。第1四半期に新規に統計対象となったプロジェクトについては、追加で3万元の奨励金が支給されるほか、第1四半期の工業投資額(実行額)が1,000万元超を満たせば、(上述の下限の5,000万元を下回る場合でも)最高5万元の支給対象となる。

消費促進については、広東省政府は2025年11月3日に発表した「『粤享暖冬、楽游広東(冬も暖かな広東で旅を楽しむ)』消費シーズンイベントに関する総体方案」(2025年11月17日記事参照)に連動したかたちで、自動車購入には最高5,000元、家電購入には500元の補助を支給する。さらに、「食在珠海(食は珠海にあり)」飲食消費促進キャンペーンを実施し、最高100元の段階別割引特典を提供する。

生産拡大・効率化支援については、2026年第1四半期の生産額が前年同期比で10%以上増加し、かつ同期の生産額が5,000万元を超える企業に対して、段階に応じて最高70万元の奨励金を支給する。同期の生産額が10%に満たない企業についても、前年同期比でプラス成長を達成しており、かつ同期の総生産高が20億元を超える企業には、段階に応じて最高65万元の奨励金が支給される。

また、今回の施策は、新たに奨励対象が金融、ソフトウエア・ITサービス、リース・ビジネスサービス、科学研究・技術サービスなどのサービス分野まで適用範囲が拡大されている。営業収入と前年同期比の増加額・増加率に応じて、分野別に奨励金の上限額が設定されており、ソフトウエア・ITサービスでは最高60万元が支給される。

本政策は即日施行され、有効期限は2026年3月31日までとなる。

(西村京子)

(中国)

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