オランダ新政権は少数派連立政権でスタートする可能性

(オランダ)

アムステルダム発

2026年01月23日

オランダでは2025年10月29日に下院総選挙が行われた結果、中道リベラルの民主66(D66)が政権樹立の主導権を得た(2025年11月12日記事参照)。今回の選挙で票を伸ばした中道から右派のキリスト教民主同盟(CDA)、長年、連立政権に参加してきた中道右派の自由民主国民党(VVD)との3党に加えて、最低もう1政党の参加による過半数連立政権樹立を目指し、クリスマス休暇まで話し合いが行われてきた。報道によると、左派グリーンレフト/労働党(GL-PvdA)が連立パートナーになれば過半数を大きく上回るが、VVDが拒否。VVDがラブコールを送ってきた右派のJA21の連立参加も検討されたが、D66が政策的な隔たりが大きいため拒否した。

その結果、クリスマス・新年休暇明けの2026年1月9日にD66,CDA、VVDの党首が、新連立政権を過半数に10議席足りない少数派連立政権で運営する方針を発表した。同3党は上院でも過半数を大きく下回るため、今後、法案ごとにどのように野党の協力をとりつけていくのかが注目される。

3党は1月30日に連立合意書を発表し、2月23日の第1次ロブ・イエッテン連立政権発足を目指す。

(新岡由紀)

(オランダ)

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