2026年の乗用車新規登録台数は前年比2%増の予測
(ドイツ)
ミュンヘン発
2025年12月22日
ドイツ自動車工業会(VDA)は12月8日、2026年の乗用車の新規登録台数の予測を発表
した。同予測によると、前年比で2%増加するものの、2019年の水準までは回復しないとする。
ドイツ経済の低迷を背景に、2026年の新規登録台数は290万台と予測され、新型コロナ禍前の2019年と比較すると、約20%減の水準にとどまる。
電気自動車(EV)の2026年の新規登録台数は、2025年比で17%増となる97万9,000台と予測。ただし、連邦政府によるEV車への乗り換え支援策(2025年10月27日記事参照)が迅速に進まず、同支援策の詳細が公表されない場合は、予測を大幅に下回る可能性がある。バッテリー電気自動車(BEV)は69万3,000台で30%増となる一方、プラグインハイブリッド車(PHEV)は5%減の28万6,000台になる見通しだ。
また、ドイツメーカーによる自動車輸出については、2026年は前年比で1%微減し320万台となる見通しで、輸出比率は77.5%とする。
VDAはさらに、2026年の自動車生産台数予測も発表した。ドイツ国内生産では前年比1%減の411万台、うちEVは5%増、BEVは11%増の一方で、PHEVは10%減となる見込み。また、ドイツブランドの海外生産台数は1%増の920万台とした。
VDAのヒルデガルド・ミュラー会長は「ドイツでは2026年に176万台のEVが生産される見込みで、これは強力なシグナルとなる。ドイツは世界第2位のEV生産拠点となり、ドイツの自動車産業は引き続き電動化に全力で前進することを明確に示すものだ」とコメントした。
(アンナ・グリンフェルダ)
(ドイツ)
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