タイ政府、12月3日から午後のアルコール飲料販売を緩和
(タイ)
バンコク発
2025年12月04日
タイのアルコール飲料規制委員会は12月2日、アルコール飲料の規制緩和を巡る、次の2本の告示を官報に掲載し、翌3日から施行した。
(1)2025年アルコール飲料規制委員会告示「アルコール飲料販売禁止時間
(日本語仮訳は添付資料参照)」
-
2025年6月23日付のタイ首相府告示「アルコール飲料販売禁止時間
(日本語仮訳
(334KB))」を廃止する。 - 現行のアルコール飲料販売時間について、午後2時から午後5時までの販売時間を緩和する。ただし180日間限りとする。バンコクアルコール飲料規制委員会および各県のアルコール飲料規制委員会は、同時間帯におけるアルコール飲料販売による影響をまとめ、アルコール飲料規制委員会に提出しなければならない。
- この告示については、11月に意見公募が行われていた(2025年11月19日記事参照)。
(2)2025年アルコール飲料規制委員会告示「アルコール飲料消費禁止時間
」
- 2025年アルコール飲料規制法(第2版)の第32条に基づき、アルコール飲料販売禁止時間において、アルコール飲料を販売する場所またはエリア、商業目的でアルコール飲料を提供する場所でのアルコール飲料の消費を禁止しているが、この告示により消費者がアルコール飲料販売禁止時間の前にアルコール飲料を既に消費している場合、販売禁止時間から1時間以内に引き続きアルコール飲料を消費することを許可する。
(忠田𠮷弘、ウォンパタラクン・ヤーダー)
(タイ)
ビジネス短信 6afa3e48a7c4b50b




閉じる
