とんかつ新宿さぼてん、中国華南地域1号店を広州市にオープン
(中国、日本)
広州発
2025年12月23日
とんかつチェーン店「とんかつ新宿さぼてん」を運営する、グリーンハウスの子会社・広州勝博殿餐飲管理は12月18日、中国・広東省広州市珠江新城のオフィスビル地下街に「日式炸猪排勝博殿(日本式とんかつさぼてん、以下さぼてん)」を開店した。
同社ホームページによると、「さぼてん」は2025年10月末時点で、中国大陸では北京市19店舗、天津市2店舗、上海市5店舗を展開しており、華南地域への出店は今回が初となる。同社へのヒアリングによると、今後、広州市にさらに1店舗、深セン市に1店舗開店し、まずはこれら地域で6店舗程度の展開を計画しているという。また、食材に関しては、コメは中国東北地方産こしひかり、豚肉は中国産と一部スペイン産イベリコ豚を使用する。
開業式では、同社の役員が「日本を代表するとんかつ専門店として、おいしいとんかつ料理を通じて人に喜ばれ、企業を発展させていきたい」と抱負を述べた。
広州市ではこの1年、日本の飲食業の新規店舗進出が相次いでおり、うなぎ四代目菊川(2025年1月10日記事参照)、ラーメン店「金色不如帰」、ハンバーグ専門店「肉肉大米」と「挽肉と米」などが開店している。
「日式炸猪排勝博殿(日本式とんかつさぼてん)」広州1号店開業式の様子(ジェトロ撮影)
(岡田英治、蘇丹娜)
(中国、日本)
ビジネス短信 5db7142785977369




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