リヤドで第5回日本祭り開催、日本商品の関心高まる
(サウジアラビア、日本)
リヤド発
2025年11月04日
サウジアラビアの首都リヤドで10月31日~11月1日の2日間、在サウジアラビア日本大使館とリヤド日本人会、ジェトロが共催で、「第5回リヤド日本祭り」を開催した。同大使館によると、2日間で延べ1万人が来場したという。2025年は日本・サウジアラビア外交関係樹立70周年に当たり、歌舞伎公演や和太鼓、津軽三味線の演奏などのほか、日本文化体験や企業展示など、各種催し物が多数行われ、盛況だった。
ジェトロが担当した企業展示では、美容やライフスタイル、食品などのサウジアラビアでの販路や消費拡大を目指す企業が計27社出展した。
イベントの様子(ジェトロ撮影)
高崎だるまのPR(ジェトロ撮影)
食品企業の展示(ジェトロ撮影)
ジェトロが展示企業にヒアリングしたところ、次のようなコメントが寄せられた。
- サウジアラビア人が日本商品に対し、非常に高い関心を持っていることがわかった。今回はテストマーケティングも兼ねており、改良すべき点が理解できた。ビジネス化に向けて検討していきたい(ライフスタイル企業)。
- 多くの方に日本の技術・提携プログラムに関心を持ってもらった。また、ビジネス関係者と会うことができ、今後のビジネスにつながるネットワークを得ることができた(医療機器企業)。
- 両日とも来場者が多く、用意していた食品サンプルが早々に終わってしまった。今回、自社商品が受け入れてもらえることに非常に手応えを感じた。来場したディストリビューターと会うことができ、ビジネスも期待したい(食品企業)。
- 来場者からは、どこで購入できるのかなど多くの問い合わせを受けた。サウジアラビアへの販売に向けて早急に取り組みたい(食品企業)。
(林憲忠)
(サウジアラビア、日本)
ビジネス短信 e21c8780a29d8125




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