外務省がイラン主要地域の危険レベルを引き下げ

(イラン)

ドバイ発

2025年11月28日

日本の外務省は11月26日、イランの首都テヘランを含む主要地域に発出していた危険レベルを3(渡航中止勧告)から2(不要不急の渡航はやめてください)に引き下げた。なお、パキスタン、アフガニスタン、シリアそれぞれの国境付近など一部の地域は従来からレベル3およびレベル4(退避勧告)のまま継続している。

2025年6月にイランとイスラエルが衝突(イスラエル・イラン情勢に関する動向、各国の反応参照)以降、レベル3に引き上げられていた。同月24日に米国により停戦合意が発表された後、両国間での攻撃は発生しておらず、おおむね落ち着いた状況が継続していることから、首都テヘランを含む主要地域をレベル2に引き下げた。

(清水美香)

(イラン)

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