韓国最大のゲームイベント「G-STAR」が釜山で開催
(韓国)
ソウル発
2025年11月26日
釜山広域市のBEXCOで11月13~16日、韓国最大のゲームイベント「G-STAR 2025」(主催:韓国ゲーム産業協会)が開催された。2025年で21回目を迎えたG-STARには、44カ国1,273社が3,269ブースに出展した。来場者は20万2,000人だった。併催イベントとして、「大韓民国ゲーム大賞」「インディショーケース2.0」「ゲームコスプレアワード」、「ゲームカンファレンス」なども開催された。
BtoCエリアには、NCソフト、クラフトン、ネットマーブル、グラビティなどの韓国の大手ゲーム企業や、バンダイナムコ、セガ/アトラス、パルコゲームズなどの日本企業も出展した。
今回のG-STARの主要キーワードとして、(1)AI(人工知能)基盤によるゲーム産業の革新、(2)既存の物語からの人気IP(知的財産)活用、(3)インディゲームのエコシステム成長と多様性の進展、(4)韓国発コンソールゲームの支援拡大などが挙げられる。特に、韓国発コンソールゲームの支援は、韓国政府が策定したゲーム産業の主要政策課題(注1)で、G-STARでは、韓国コンテンツ振興院(KOCCA)による「K-コンソールゲームスタジオ(注2)」が運営され、人気を集めた。
G-STAR 2025の会場であるBEXCO(ジェトロ撮影)
K-コンソールゲームスタジオの様子(ジェトロ撮影)
(注1)文化体育観光部は2024年12月に、2025年の同部予算案の発表の際、コンソールゲームの支援強化を発表。
(注2)韓国中小企業のソフトウエア12作品を紹介。プレイステーション、XBOXなどで互換できるように企画された作品。
(李海昌、嚴恩帥)
(韓国)
ビジネス短信 3cc6f7e76f024c5c




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