ボゴタで国際自動車サロン開催

(コロンビア)

ボゴタ発

2025年11月27日

コロンビアのボゴタ市内で111423日、国際自動車サロンが開催された。60以上のブランドと130の出展者が、さまざまなセグメントの車両、技術、ソリューションなどの展示を行った。今回は23のパビリオンに600台以上の車両が展示され、報道によれば、期間中の来場者は約14万人で、32年間のサロンの歴史で最大規模となった。

コロンビア全国商業者連合会(FENALCO)対外通商担当副会長のエドゥアルド・ビスバル・レイ氏は「今回のサロンはわれわれの期待を全て上回り、国内経済における自動車産業の重要な地位を確認できる、素晴らしいイベントだった。自動車業界にとって特別な一年を華やかに締めくくり、市場を牽引する力、ダイナミズム、そして信頼を示した」と述べている。

2024年も開催期間中に新車販売台数が急増しており、今回のサロン期間中でも販売台数が伸び、10日間で14,000台以上と主催者は予測していた。一方で、オンライン誌「エル・カロ・コロンビアノ(El Carro Colombiano)」が1124日に発表したところによると、同時点までに約16,000台の販売が達成されている。また、同誌が発表しているサロン期間中のメーカー別販売台数ランキングによると、1位がBYD2,629台)、2位マツダ(1,190台)、3位起亜(Kia1,115台)となっている。

この結果を受けて、2025年のコロンビアの自動車販売台数は25万台を超えるとみられており、これは2024年(20953台)より約5万台多い見込みとなっている。

写真 会場の様子(ジェトロ撮影)

会場の様子(ジェトロ撮影)

(アンドレス・ゴンザレス)

(コロンビア)

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