米国で利用のSNS、ユーチューブとフェイスブックが上位、シンクタンク調査
(米国)
調査部米州課
2025年11月25日
米国のシンクタンク、ピュー・リサーチ・センターは11月20日、米国におけるソーシャルメディア(SNS)利用に関する調査結果(注)を発表
した。それによれば、利用したことがあるSNSとして挙がったのは、ユーチューブ(84%)、フェイスブック(71%)が多く、インスタグラムは半数(50%)だった。TikTok(37%)、ワッツアップ(WhatsApp、32%)、レディット(Reddit、26%)、スナップチャット(Snapchat、25%)、X(旧Twitter、21%)が続いた。
過去数年間で利用が増加しているプラットフォームとして、TikTok、インスタグラム、ワッツアップ、レディットが挙がっている。
年代別での利用較差が大きいのはインスタグラム、スナップチャットなど
年代別にみると、若年層(18~29歳)の利用率が高齢層(65歳以上)と比較して大きかったのは、インスタグラム(若年層が+61ポイント)、スナップチャット(+54ポイント)、TikTok(+51ポイント)、レディット(+42ポイント)、ユーチューブ(+31ポイント)、X(+23ポイント)だった。
ユーチューブの利用率は、64歳以下では8割を超え、65歳以上でも6割を超えた。
性別では、男性はユーチューブ(86%、女性83%)の利用率が高かった。女性が男性の利用率を超えたのは、フェイスブック(78%、男性63%)、インスタグラム(55%、男性44%)、TikTok(42%、男性30%)、ワッツアップ(34%、男性30%)だった。
人種別では、ユーチューブの利用率が最も高いのはアジア系(92%)だった。フェイスブックは、黒人、ヒスパニック(ともに74%)の利用率が高く、ヒスパニックはインスタグラム(62%)、TikTok(57%)、ワッツアップ(56%)で利用率が最も高かった。
(注)実施時期は2025年2月5日~6月18日。対象者は全米の成人5,022人。
(松岡智恵子)
(米国)
ビジネス短信 237199b5d8a1812a




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