クウェート向け日本産牛肉が輸出解禁に

(クウェート、日本)

ドバイ発

2025年09月29日

日本の農林水産省は9月25日、日本産牛肉のクウェート向け輸出が解禁されたと発表した(9月25日付プレスリリース外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。同省の公表内容によると、クウェート政府は、日本産牛肉を輸入するにあたり、輸出牛肉取扱施設について次の要件が必要としている。

  1. 湾岸協力理事会(GCC)加盟国向けとして認定されていること
  2. 特定のハラールと畜証明書発行機関によるハラール認証を受けていること

日本政府とクウェート政府の双方によって、輸出条件を満たすと確認できた施設から順次輸出が開始できる。

クウェート向け輸出牛肉の取扱要綱は、農林水産省の所定のウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますから確認することができる。

なお、GCC加盟国の中で、日本産牛肉が輸出解禁となったのは、クウェートで5カ国目。日本からクウェートへの日本産農林水産物・食品の輸出額は、2024年で10億円を超えている。

(奥村真由)

(クウェート、日本)

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