浜松市とアーメダバード市が友好協定を締結

(インド)

アーメダバード発

2025年08月22日

静岡県浜松市の中野祐介市長および高林修市議会議長、浜松市関係者からなる訪問団は8月20日、インド西部グジャラート(GJ)州の最大都市アーメダバードを訪問し、浜松市とアーメダバード市との友好協定締結式に出席した。

浜松市の発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)によれば、友好協定締結式はアーメダバード市役所で行われ、同市のプラティバベン・ジェイン市長、ムケシュ・パテル在グジャラート州日本国名誉領事などの関係者が出席した。協定は経済、文化、観光などの幅広い分野で交流を促進し、浜松市の産業の持続的発展にもつなげることを目的としている。

アーメダバード市公社(AMC)は公式X(旧Twitter)で、「(協定の締結は)両市の協力の新たな章を刻み、今後のパートナーシップを強化する」と投稿した。また締結式後には、アーメダバード市内のホテルで関係者を交えた意見交換を行ったほか、市内の名所などを訪問したという。

2024年12月には静岡県がGJ州との間で友好協定を締結しており、その際に浜松市もアーメダバード市に対して連携促進に向けた協力を求める書簡を手渡していた(2024年12月26日記事参照)。今回の協定実現により、静岡県とGJ州、浜松市とアーメダバード市がそれぞれ友好協定を締結したことになる。今後、幅広い分野における交流促進、特に経済面では、浜松市を中心とした県内企業のさらなるインド向け投資の加速が期待される。

(飯田覚)

(インド)

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