ジェトロ、インド経営大学院(IIM)ナグプール校で高度外国人材採用支援に向けた取り組みを紹介

(インド、日本)

ニューデリー発

2025年08月05日

インド経営大学院(IIM)ナグプール校は7月24日、西部マハーラーシュトラ州の同校キャンパスで「Viksit Bharat(注):グローバル・パースペクティブ」と題したセミナーを開催した。セミナーには、ジェトロや在インド日系企業のほか、オーストラリア、フィンランド、アラブ首長国連邦などの企業関係者が参加し、インドの経済成長と国際連携の可能性について議論した。

「インド―日本パートナーシップセッション」では、ジェトロ・ニューデリー事務所の鈴木隆史所長が登壇した。日本企業によるインド人材の採用動向や、求められるスキルセットについて講演し、ジェトロによる高度外国人材向けセミナー「ジャパン・キャリア・プロモーション・フォーラム(JCPF、2024年7月3日記事参照)」や、高度外国人材活躍推進ポータルの紹介を行った。また、現地日系企業のスズキR&Dセンター・インディア(SRI)、ホリバ・インディアや日本の大学への留学支援を行うサナム・S4・アキュメン・インディア(Sannam S4 Acumen India)の担当者が、自社の紹介やインド人材への期待について語った。

イベントに参加した学生からは、アニメを通じて日本語を学習しており、日本企業への就職に向けて企業文化なども学んでいきたい、という声などが聞かれた。また、教育業界関係者からは、日本の大学の学費が他の先進国に比べて安価であり、留学生に対する奨学金制度が充実していることに関心が示された。

IIMナグプール校は2025年に創立10周年を迎え、既にスズキR&Dセンター・インディアによる学生のインターンシップ受け入れ実績がある。近年では、在インド日系企業による同校MBAコースの学生の採用も進んでおり、今後は日本語コースの開設も予定されているなど、日本との連携を強化している。

写真 セミナー登壇者ら(ジェトロ撮影)

セミナー登壇者ら(ジェトロ撮影)

(注)Viksit Bharat:ヒンディー語で「発展するインド」の意。

(ジェニカ・カルラ、川崎宏希)

(インド、日本)

ビジネス短信 7386651d70e469d5