リマ空港、国際便の到着出口が2カ所に
(ペルー)
リマ発
2025年08月13日
ペルーの空の玄関口、リマ空港の新ターミナルで国際便利用者が入国審査と税関による荷物検査を終えたあと通過する到着出口が2カ所になったことが、8月11日、ジェトロの調査で明らかになった。
新ターミナルは6月1日に供用を開始した際、国際便利用者の到着出口は1カ所のみだった(2025年6月5日記事参照)。2カ所のうち、どちらの到着出口を使うかは税関職員が判断するため、利用者が決めることはできない。
到着出口の周辺は人が多く集まっているため、日本からの出張者と現地駐在員などが空港で待ち合わせる際には、事前に集合場所を確認したり、携帯電話やメッセージサービスなどによる連絡先をあらかじめ確認したりするなどの対応をしておくことが望ましい。
ペルー入国後、携帯電話のローミングが機能しないなど通話が難しい場合には、5分間無料で通話できる公衆電話を利用して連絡を取り合うことを事前に確認しておくことも一法だ。無料公衆電話は2つの到着出口の間に設置されている。使い方が分からない場合は、周辺の警備員などに使い方を尋ねると教えてくれる。
なお、国内線利用者の到着出口は1カ所のみとなっている。
新たに利用開始された到着出口。無料公衆電話(黄枠)は2カ所の到着出口の間にある(ジェトロ撮影)
従来から利用されている到着出口(ジェトロ撮影)
(石田達也)
(ペルー)
ビジネス短信 15e3302f612e9a33