大阪・関西万博を機にブルガリア企業ミッション団が来日、ブルガリア館でビジネス交流会を開催
(日本、ブルガリア)
大阪本部海外ビジネス推進課
2025年08月13日
ブルガリア中小企業庁は8月5日、大阪・関西万博の視察のためブルガリア企業15社のミッション団が来日した機会を捉え、万博会場のブルガリアパビリオン(ブルガリア館)で企業交流会を開催した。同国企業によるプレゼンテーションのほか、ハチミツ製品などの試食会やワインの試飲会が行われた。
ブルガリアパビリオンのゲオルギ・コストフ館長はあいさつで、1970年の大阪万博の時にブルガリアは自国パビリオンでヨーグルト菌を紹介し、それ以降、日本の食卓にブルガリアヨーグルトが並ぶようになったと述べた。ブルガリアは今次の万博に至るまでの55年間に大きな変化を遂げ、バラ産業のみならず、ワイン産業、IT、教育分野などが大きく躍進したと説明した。今回のミッション団は、大阪・関西万博を機に訪日を希望するブルガリア企業を募り派遣したと語った。
企業プレゼンテーションのセッションでは、今回来日したミッション団から、ブルガリアの特徴的なワインを製造するワイナリーや自然派食品メーカー、最先端のテクノロジーと物流ソリューションのサービスプロバイダー、建築・デザインなどの企業の15社がプレゼンテーションを行った(添付資料表参照)。登壇した企業は、食品・飲料の輸入・流通事業者、スマート技術やIT導入に関心ある製造業・小売業企業、環境分野に関心のある日本の企業などとの協業を求めていると述べた。
ブルガリア企業によるプレゼンテーションの様子(ジェトロ撮影)
続く質疑応答セッションでは、参加者からブルガリア企業情報の調べ方や、日本とのビジネスに関心を持つブルガリア企業の情報提供に関する質問・要望があった。また、講演後には、ブルガリア企業が提供する製品の試食会やワインの試飲会が行われ、盛り上がりをみせた。
試食会の様子(ジェトロ撮影)
(齋藤寛)
(日本、ブルガリア)
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