日本産果物の料理体験教室を開催、香港の若者にPR
(香港)
香港発
2025年07月28日
在香港日本総領事館やジェトロ、日本食品海外プローモーションセンター(JFOODO)からなる香港農林水産物・食品輸出支援プラットフォームは7月、日本産果物を用いた料理体験教室を香港で2回開催した。若年層を対象に、日本産果物に関わる「おいしかった」「楽しかった」という体験を提供することで、長期的な日本産果物のファンを育てることを目的としている。
料理教室の1回目には、小学生とその保護者45人、2回目には高校生36人が参加し、日本産メロンを使ったフルーツサンドと日本産スイカを使ったミルクフォーム作りを体験した。
料理体験の様子(ジェトロ撮影)
今回の料理教室は、新潟県のクインシーメロンや鳥取県の鳥取スイカの輸出キャンペーンと連動して実施した。生産者のビデオレターを通じて、日本産果物のおいしさの秘密や、生産面の工夫を具体的に伝えた。
新潟市西区の眞田農園からのビデオレター(ジェトロ撮影)
参加者からは、「メロンは甘くて、すごく美味しかった。家でも作りたい」「鳥取県産のスイカはサクサクして、夏にぴったり」といった感想が聞かれた。
香港農林水産物・食品輸出支援プラットフォームは、今後も果物を利用した料理体験イベントを実施し、日本の生産地や生産者に結びついた活動を通じて、消費者へのアプローチを強化していく方針だ。
完成した料理(ジェトロ撮影)
(沖和尚)
(香港)
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