日常取り戻すテヘラン市内、生活物資は安定供給
(イラン)
テヘラン発
2025年07月18日
6月に発生したイスラエルとの軍事衝突により(2025年6月13日記事参照)、テヘラン市内では一時的に住民の避難が見られたが、停戦後は多くの市民が帰還し、都市機能は回復している。
攻撃下でもイラン国内では食料品や生活必需品の供給に混乱は見られず、野菜や果物などの生鮮食品は市場に豊富に並んでいた。イランに対する制裁の影響によって一部の輸入品には制限があるものの、さまざまな製品の国産化が進んでおり、生活物資の供給に大きな支障は生じていない。
テヘラン市内では現在、スーパーや青果市場が通常の営業を再開しており、住民の購買活動も活発だ。ただし、今後も地政学的リスクや国際情勢の影響を注視する必要がある。
テヘラン市内のスーパー(ジェトロ撮影)
(マティン・バリネジャド)
(イラン)
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