立命館アジア太平洋大学の代理店、ダッカで入学説明会を実施
(バングラデシュ、日本)
ダッカ発
2025年07月01日
立命館アジア太平洋大学(APU)の正規代理店のマーナビ(MA-NAVI)は6月27日、9月の秋入学を予定するバングラデシュ人学生と保護者を対象に、ダッカで説明会を開催した。APUには2025年5月1日時点で、バングラデシュ人が223人在籍している。
マーナビのイマン・ファテミー社長は説明会で「新たに24人をAPUへ送り出し、今年度全体では40人となる見込みだ。学生には、バングラデシュと異なる日本の生活習慣やルールを伝えた。日本語の学習が重要で、特に日本企業へ就職するには必須となる」と語った。説明会に参加した学生からは、「日本で就職を希望しているが、どのようなスキルが求められるのか」「これからIT関連会社を退職し、APUの大学院に進学するが、日本での就職にはどのような選択肢があるか」といった質問が出た。
入学説明会の様子(ジェトロ撮影)
進出日系企業だけでなく、地元企業の中にも、APU卒業生を雇用する動きがあり、産業界が日本とバングラデシュのビジネス促進を担う留学生の増加に期待を寄せている。
(箕浦智崇)
(バングラデシュ、日本)
ビジネス短信 18d3e15acf18cb80