サウジアラビア、米国によるイラン核施設への攻撃に深い懸念を表明
(サウジアラビア、イスラエル、イラン、米国)
リヤド発
2025年06月23日
6月22日付のサウジアラビア国営通信社(SPA)は、サウジアラビアが米国によるイランへの核施設への攻撃を含む最近の動向に対し、深い懸念をもって注視している、と報じた。
SPAは、サウジアラビアが6月13日に発表した声明の内容(2025年6月19日記事参照)をあらためて確認し、「イランの主権が侵害されたことを非難する。また、あらゆる努力を尽くして自制を促し、緊張の緩和とさらなるエスカレーションの回避が必要」と強調した、と報じた。また、国際社会に対して、この緊迫した時期において政治的解決に向けた努力を強化し、危機の終結と地域の安全と安定の実現に向けた新たな章を開くよう呼びかけているとした。
(林憲忠)
(サウジアラビア、イスラエル、イラン、米国)
ビジネス短信 f48112bf7e56f44e