トランプ米大統領、5月に中東3カ国訪問へ
(アラブ首長国連邦、サウジアラビア、カタール、米国)
ドバイ発
2025年04月25日
米国のドナルド・トランプ大統領が今期大統領に就任して以来初の海外公式訪問で、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、サウジアラビアを訪問するとホワイトハウスが発表した。
歴訪は5月13日から16日に行われる予定で、UAE現地紙「ザ・ナショナル」(4月23日付)などの報道によると、米国は中東との関係強化を図りたいと考えており、中東諸国から米国向けの投資促進が目的だとみられている。1月にはサウジアラビアが今後4年間で米国との貿易と投資を6,000億ドルに拡大する意向と報道された〔1月23日付サウジアラビア国営通信(SPA)〕。UAEについては、同国の人工知能(AI)推進政策の一環として、米国の半導体への投資可能性について示唆しており、これら最先端の技術へのアクセスが可能になれば、今後10年間で1兆4,000億ドルの投資を米国に行うと報じられている(3月27日付ロイター)。
(清水美香)
(アラブ首長国連邦、サウジアラビア、カタール、米国)
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