米ロサンゼルスで日本の職人技生かしたライフスタイル関連製品を消費者にPR
(米国、日本)
海外展開支援部中堅中小企業課
2025年02月26日
ジェトロは米国ロサンゼルスで2月15~16日、ハリウッドの中央にあるジャパン・ハウス ロサンゼルス(JH)内の日本製品ショップ「和技WAZA」で、日本の伝統的な職人技と現代的デザインが融合したライフスタイル関連製品を特別展示
した。JHはエンターテインメントの中心で、観光とハイカルチャーとが交差する街の中心に位置している。日本文化の発信拠点として、また、日米交流による人材育成のプラットフォームとしての期待が寄せられている。JHは、アカデミー賞授賞式が開催されるショッピングモールの中にあり、米国消費者の反応を見るには最適な場所の1つと言える。
ジェトロは2024年度、世界5カ国・地域に「日本製品サンプルショールーム(非食品)」を設置し、現地バイヤーを誘致してアイテムを随時紹介している。米国ではキッチン用品、インテリア、文房具を対象分野に、73社を採択し、ジェトロ・サンフランシスコ事務所内に常設展示している。
現地消費者の嗜好(しこう)や関心を調査すべく、上記73社のうち10社のアイテムをJH内の日本製品ショップ「和技WAZA」に1~3月まで陳列し、日本企業に反応を随時フィードバックしている。ショーウインドーでも特設コーナーを設け、おろし金や調理ばさみ、包丁、急須、鉄瓶などをPRした。
今回、現地渡航した埼玉県川口市の小泉アルミはアルミ鋳造技術を生かして開発したアルミの葉皿を出展し、特設コーナーでは現地消費者に直接、同社製品の良さを訴えた。
来場者にアルミ葉皿をPR(ジェトロ撮影)
(米国、日本)
ビジネス短信 c6cc905b1e98daae