タイ政府、仏教上の祝日における国際空港での酒類販売を緩和

(タイ)

バンコク発

2024年12月27日

タイ政府は12月25日、仏教上の祝日におけるタイ国内の国際空港での酒類販売を緩和するとタイ首相府告示PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)(日本語仮訳は添付資料参照)で発表した。発表翌日の26日から施行された。同告示に関する空港内での酒類の取り扱いについて、2024年8月に意見公募が行われていた(2024年8月19日記事参照)。

タイではこれまで、2015年2月5日付の首相府告示「アルコール飲料の販売を禁止する日の指定(第3版)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」により、仏教上の祝日に、国際空港の免税店を除く空港内での酒類の販売が禁止されていた。今回の告示の施行により、仏教上の祝日でも、免税店のほか、国際空港内ならば、酒類の販売が可能となる。

(須田善也、ウォンパタラクン・ヤーダー)

(タイ)

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