タイ国王、新内閣を承認

(タイ)

バンコク発

2024年09月11日

タイの官報PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)によると、ワチラロンコン国王は9月4日、新内閣の閣僚を正式に承認し、首相を含む 36人の新内閣が発足した。36人のうち18人はタイ貢献党に所属し、残り17人は連立政権の他の政党に所属している(添付資料表参照。なお残り1人は、現在のところ所属先不明)。

ペートンタン・チナワット氏は首相として選出され(2024年8月21日記事参照)、副首相は6人で、タイ貢献党からは、国防相兼務のプームタム・ウェーチャヤチャイ氏、運輸相兼務のスリヤ・ジュンルンルアンキット氏、財務相兼務のピチャイ・チュンハバジラ氏、デジタル経済社会相兼務のプラサート・チャンタラルーントーン氏が、タイ誇り党からは内務相兼務のアヌティン・チャーンウィーラクーン氏、タイ統一党からはエネルギー相兼務のピーランパン・サーリーラッタウィパーク氏が任命された。

なお、国民国家の力党(PPRP)が新連立政権から排除され、新たに民主党が新連立政権に参加した。新政権は、9月11日に国会で施政方針を発表する予定だ(9月4日付「ネーション」紙)。

(ピンラウィー・シリサップ、藤田豊)

(タイ)

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