タイ商務省、2024年度第2回茶の関税割当結果を発表

(タイ)

バンコク発

2024年08月20日

タイ商務省外国貿易局(DFT)は8月13日、WTO協定による関税割当制度に基づく2024年度第2回茶の関税割当結果(第2版)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを発表した(日本語仮訳は添付資料参照)。同告示によると、DFTが7月31日に2024年第2回茶の関税割当結果を発表したが、2024年8月6日の2024年第6回外国との経済連携協定に基づく輸入権利検討委員会の決議に従い、割当量の見直しが行われたという。

今回の茶の関税割当は、2024年第1回割当(2024年3月21日記事参照)からの残量約37キロと、第1回割当の返還分の約6.61トン(2024年5月7日記事参照)の合計約6.65トンに対し、657.5トンを超える申請があった。DFTは商務省規程外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます日本語仮訳PDFファイル(200KB))に従い、割当申請者にそれぞれの申請量を比例配分して割り当てることとなる。割当を受けた者は、2024年12月31日までに輸入を完了しなければならない。

割当を受けた者が割当量、または返還申告した後の残量のうち95%以上の割当量を使用しなかった場合には、翌年の割当にペナルティーが科せられる。

茶の関税割当は年に3回実施され、今回の割当に返還があった場合は、10月10日から10営業日の間に、第3回割当の申請受付が行われる予定。

(須田善也、ウォンパタラクン・ヤーダー)

(タイ)

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